世間では夏休み最終日

ですね。
子供のいる家庭では凄まじい阿鼻叫喚図が起きているのでしょうなぁ。
私も小学生時代を思い出す。


「ちびまるこちゃん」でも描かれた8月31日。
私は毎年、まる子そのままに焦りまくった。
私は、
日記を書くのが嫌い。
読書感想文も苦手。
自由研究はあとまわし。
来る日もくる日も「子供まんが大会」の「パーマン」や「あさりちゃん」を見て笑っている気楽で無計画な子供だった。
「宿題はー?」と母。
「まだ40日あるもんね」と私。
時間は無情に過ぎる。


あと一か月、あと3週間、あと半月。
あと2週間を切った辺りから焦りはじめる。
「あーもー『なつやすみのとも』1日に7P以上やらなきゃ間に合わない!」
「『電話のある生活』ポスターコンクール?書きたいけどクレヨンが見つからないよう」
「日記…最初の3日しか書いてない…」
特に難関だったのが自由研究だった。


一週間でできる自由研究ってなんだ?


しかも、内容は毎年変えねばならない。
家族を巻き込んで毎年悩みまくった。
結局提出した内容で覚えているのは、

  • 朝顔が咲くまで」(1日早起きして、30分ごとに写真を撮る。フラッシュを焚いたらうまく咲かなかったので実質2日かけて完成)
  • 「氷の溶け方」(氷を部屋に放っておいて30分ごとにスケッチ。ジュースとかでも試した。逆バージョン「氷の凍り方」もやった記憶アリ)
  • 「家の近くに咲いている花」(自宅周りの畑に自生している花を押し花にして貼る。種類と採取場所も書く。私の中では頑張った方)
  • 「豆腐の腐り方」(豆腐を家の裏の日陰に放置して1日1回スケッチ。臭いがキツくて堪らなかった。オススメしません!)

…など。
工作等は父親が手先が器用なので助太刀を頼むのだけど、だんだん父が熱中してしまい、とても小学生が作ったとは思えない精巧な粘土細工ができて困った。
でもそのまま提出した。


ちなみに中学に入っても、夏休み最終日に「クラシック音楽を2曲鑑賞しなさい」という宿題を「N響アワー」を見てなんとかクリアしたりしてました。
良い子はこんな人になっちゃダメだよ。


<保護者の方へ>
丁度今自由研究で悩んでる人は「氷の凍り方」なら今からでも間に合うと思うので参考にして下さい。
しないか普通。