《恋人たち》は眠らないー運命のタロット2ー

作/皆川ゆか

久し振りのレビューに…なってしまってスミマセン。
1巻の感想書いてから何か月空いたんだ?
「7月以来でーす」
…これじゃ当時の刊行ペース以下です。あぁダメダメ。
気を取り直して感想。
あ、ネタバレ気味なので気になる方は読まないで下さい。


やっぱりまだまだ少女小説というか、当時のティーンズハート系に多かった軽めの推理ものっぽい雰囲気。
フェーデ(タロットの精霊による試合のようなもの)のルール説明とかを見てると、まるでスポーツのように感じました。
この時点で、《魔法使い》に記憶が戻っていないので、フェーデにかける想いや、自分の所属する体制に対する思想も薄く、
「勝負を挑んでくる奴は倒すのみ!」
というノリ。
ライコは「協力者をやめたい」の一心だし。(でも、この時点で協力者をやめる事は諦めはじめてる)
ほんとに、まだまだライトなノベルのノリです。
あと、この巻で《運命の輪》が初登場。




↓ここから下は、未読の方は読まない方がいいです。

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※おぼえがき
で、《魔法使い》の前の協力者の話が出てきました。
ライコの直前の協力者って誰だ。highナントカかEmpナントカか、どっちだ。(一応分かりにくいようにぼかしました)


《魔法使い》「前の協力者の方が美しかったろう」
《運命の輪》「そうかしら?」


てな会話があるので、どちらかなのは確定。
ただ、《魔法使い》は、前の協力者については「美しい」と言っておきながら「力を引き出すためだけの存在だった」と言い切っているのがポイントかと(て、これ私の読み違いじゃないよな…)。
精霊は嘘がつけないからなぁ。
あ、でも全部を「直前の」協力者について話してるとは限らないのか…。
《魔法使い》は記憶喪失状態だから、混乱した、あやふやな記憶なのかもしれないし。
大体ライコって、《魔法使い》の協力者としては何人目に当たるんだろう?
私がまぁまぁハッキリ内容を覚えてるのは無印タロット(真じゃないほう)の頃までなので、結構混乱してます。
精霊コンビがどう入れ替わっていったかも、よくわからないのです。
うー、メモ帳に図でも書いた方がいいかもしれん。
でも、全部読むまでは、意地でも最終巻の付録は見ないぞ!